もっともっと自分を信じて
空手の稽古中『もう無理!出来ない!』等という言葉をよく聞きます。
例えば「もっと大きな声を出しなさい。」と何度言っても小さな声しか出さない人もいます。でも本当にそれが限界ですか?
極端ですが、山で遭難し、救助隊が目の前を通り過ぎようとしていたら、そんな小さな声を出しますか?きっと必死に声を出すでしょう。
稽古の時はそこまでとは言いません。今自分自身が持っている力を限界まで使うから自分の限界が上がるのです。いつも限界の半分の力しか使っていないと、その半分が自分の限界になってしまいます。
修業(生きる事)とは自分の出来ない事への挑戦です。腕立て伏せが10回しか出来ない人が、20回になり、30回になりと、どんどん伸びていくから稽古も楽しくなってくるのです。
誰もがもっともっと自分は出来る!と信じて毎回の稽古を力いっぱい行って下さい。