子育ての目的は『自立させること』
最近の幼年部の稽古で、入会して間もないお子様が、お母さんから離れることが出来ず、泣いている光景も少なくなりました。本来泣くというのは、甘える対象がいるからうまれる行動だそうです。
安易に泣く子供を助けることは、その甘えを助長させることにもなります。
保護者様の見学を無くしてから泣かずに稽古が出来るようになった子が何人もいます。
子供は大人が思っている以上に強いものです。
トラブルや困難にぶつかった時、自分で乗り越えていく力を持っています。
何時もいつも親が助け船を出してしまうと、自分で困難を乗り越える力が育っていきません。
空手の稽古も楽しい事ばかりではありません。
時には辛い事、苦しい事もあります。
そのなかでいかにそれを乗り越えていくかを自らで考えていくことが稽古です。
道場で子供達の忘れ物が時々あります。
大人でも時には忘れ物をする時がありますが、忘れないように自分で気をつけることが出来ます。
自分のものは自分で整理する!これも自立への一歩だと思います。